講師コラム

カーブ

2014.06.30杉浦コラム「fifty-fifty」

 運動会(春の部)に今年もわずかな時間ですが何校か見学させていただきました。みなさんの一生懸命な姿を見ることができ、競技にもいろんな工夫がなされていて楽しかったです。

 「徒競走」は運動会の代名詞ともいえる競技ですが、今回私が見学させてもらったある学校は、途中でカーブがあるタイプで、スタートからゴールまでそれぞれのコースが定められていました。この場合、一番内側のコースは一番外側のコースよりかなり後からスタートすることになります。(私は中学生になって初めてこのタイプを知り、一番内側の子が足の速い子でハンデ戦なのだなと本当に思っていました・・・・・・)。

 号砲と同時に次々と児童のみなさんが、スタートしていきます。レース展開を見ていると、このタイプの競技場では、スタートしてからカーブを曲がっている時くらいまでは、本当の順位がわかりにくいんですね。カーブを曲がり切って最後の直線に入った時にやっとわかる感じです。そして、カーブでいかにスピードを落とさずに曲がるかが、最後の直線への加速、ひいては最終的な順位に大きく影響します。

 前期のテキストもまもなく終了。これからむかえる夏期講習は、まさにレース中盤、カーブにさしかかります。最終的な順位はこれからの時期にかかっています。学校ではプールも始まり、体力的にもきびしい時で体調不良による欠席も少し目立つようになっていますが、夏期講習中は特にしっかりと体調管理をして、授業に参加してほしいと思います。