講師コラム

当たり前の事を当たり前にやる

2011.06.12堀内コラム「堀内道場」

 梅雨入りしたと思ったら、沖縄では梅雨明けですね。2歳の次男は、長靴が履ける雨の日を喜んでいます。てるてる坊主をさかさまにつるして遊んでいるので、最近の雨は我が家の次男の責任かもしれません・・・。

 GWから夏休みの間は、修学旅行を終えた6年生にとっては、気を抜いてしまう時期であり、5年生は週例テストにも慣れて、中だるみをしてしまう時期でもあります。そういう時にこそ「当たり前の事を当たり前にやる」ことが大切です。宿題やテストの復習はもちろんですが、「挨拶」「はきものをそろえる」「イスを入れる」など。

 永平寺の玄関には「照顧脚下(しょうこきゃっか)」という立て札があるそうです。これは、永平寺の開祖、道元禅師の言葉です。長野県にある円福寺の藤本幸邦和尚がわかりやすく「はきものをそろえると心もそろう」といって詩にしています。すでにNext Ageの子どもたちの中には、実践できている人がたくさんいますね。きれいに整列している靴を見ると本当に心もそろいます。履くときにそろっている靴を見ると心も乱れません。
 私は、子どもたちが自分のことは自分で出来る人になってほしいため、家でもNext Ageでも「はきものをそろえる」ことはよく言っています。もちろん、まず近くにいる大人が当たり前にできていることが重要ですが。