講師コラム

必死さ

2012.07.12堀内コラム「堀内道場」

 6年生にとっては受験の天王山といわれている夏期講習が始まります。夏を制するためには、スケジュール管理にモチベーション、やるべきもののピックアップと注意することがいろいろあります。

 その中でも、モチベーションは上げることよりも、維持していくことの方が難しいです。気合いを入れてスタートした夏休みもお盆前にはその気合いも徐々にうすれてきます。うすれてくる方が普通かもしれません。マラソン選手のように一定のペースでクリアしていければよいのですが、なかなか思うようにいきません。

 私は、ダッシュの繰り返しでもいいのではと思います。走って休んで走って休んで・・・。休憩が長くなりそうなら、走るための発破を私たちがかけていきます。3日坊主も繰り返せば立派な習慣になります。

 また、夏休み前に立てた計画をお盆前には確認するのもいいですね。毎日の課題や学校の宿題の進行状況、起床時間や就寝時間など。

 モチベーションを維持するためには、必要性のあるものにチャレンジすることや、目的意識を持つことなどあります。どれも受け身になりがちです。本当に必要なものは周りから与えられるものではありません。本人の「必死さ」が大切です。それに勝るものはないと思います。人が何かを成しとげる上で大切なものが「必死さ」です。