講師コラム

成長のために

2016.04.30杉浦コラム「fifty-fifty」

Next Ageの5・6年生はすでにテキストの半分が過ぎて前期の折り返しになりました。4年生のみなさんも入塾から1~2か月がたちましたが、1週間の生活のリズムは整ってきましたか。テストの点数はもちろん大事ですが、今の時期はまず、宿題をきちんとやることや、月例テストに向けての準備や復習といった、学習習慣をしっかり身につけることが重要です。保護者の皆様におかれましては、「テスト結果」だけでなく、「宿題がきちんとできているか」「Next Ageには前向きに通っているか」を見ていただきたいと思います。

 さて私は、よく懇談会や授業において「みなさんが成長するために必要な姿勢を三つお話ししていますが、ここで改めて述べてきたいと思います。一つ目は『素直さ』です。これは子どもに限らず、大人であっても同じで、何かを学ぶときの基本姿勢と言えます。まず、「言われた通りにやってみる」こと。「学ぶ」は「模倣(まねをするこ)」から始まります。二つ目は『明るさ』です。これは性格の問題ではなく、『元気さ』とか『前向きさ』と言い換えることができます。Next Ageに来たときや帰るとき、授業の始まりと終わり、しっかりと声を出してあいさつをすることや、点数が悪い時や叱られた時でもふてくされずに、次に向けてがんばろうとする気持ちを持ってほしいです。まず、Next Ageに来たときには「こんにちは!お願いします!」をしっかり言って、授業にのぞみましょう。

 そして最後の三つ目は『謙虚さ』です。『素直さ』『明るさ』を持って学習を続ければ成績は上がってきます。そこで「自分はもうできたから大丈夫」と思ったり、授業中でも(今まであったはずの必死さが)きえていたりすると、成長は止まるどころか、下降し始めます。『謙虚さ』とは自分はまだまだだと思うことで、さらに成長する幅を広げるための心構えです。お互いに切磋琢磨しながら自分自身は常に上を見て頑張ってください。
「心はまっすぐ、気持ちは前へ、視線は上に」