講師コラム

自信

2011.02.12堀内コラム「堀内道場」

 新学期の授業がスタートしました。初めて塾に通う子、勇気を出して転塾してくれた子、今年こそはと新たな気持ちで再出発を決心している子と様々な気持ちであふれかえっていた授業初日でした。どの子どもたちも新しいテキストにわくわくし、目を輝かせて授業を聞いています。大切なことは、新しい一歩を踏み出したと言うことです。

 「僕は夢や目標を叶えることが必ずしも成功ではないと思っています。夢を叶えるため、苦しいときも、辛いときも、人より走ってきた、努力をしてきた自信があります。そのプロセスが成功だと信じています。」

 これは、サッカー日本代表のDF長友佑都選手の言葉です。先日、長友選手もインテルに移籍(6ヶ月の期限付き)し、新しい一歩を踏み出しました。身長170cmとスポーツ選手としては小柄ながら、世界のトップ選手にひるむことなく果敢に向かっていく姿に感動します。そんな長友選手ですが、小6の時に受けた愛媛FCの入団テストには落ちています。高校でも無名で、プロからのスカウトもなかったそうです。しかし、周りより努力をし、監督やコーチを信じ、そして自分を信じて誰よりも練習をしてきたんだと思います。だから「誰にも負けていない」と言えるのだと思います。

 中学受験は決して楽なものではありません。だからこそ、自分に打ち克ち、最後まであきらめずにやり遂げる自分を見つけてほしいです。自分自身の力で成し遂げるからこそ感動ができ、それが自信となります。