講師コラム

花開け

2016.10.01堀内コラム「堀内道場」

 先日、気象庁は9月中旬以降の日照時間が、名古屋で平年の約3割(29%)と発表しました。台風の影響で、秋の運動会の練習も思い通りにいかず、本番でさえ中止や延期となった学校もあったようです。

 作物の成長にも影響が出ており、野菜の高騰も言われています。6年生の京都イベントも心配ですが、Next Ageの先生には晴れ男や晴れ女が多いので大丈夫です。

 気象といえば、今年の11月1日に静止気象衛星ひまわり9号が打ち上げられる予定です。ひまわりは赤道上空約35800㎞を地球の自転とほぼ同じ速さで移動しています。名前の「ひまわり」は、1日1回地球の周りを公転しながら常に地球を向いていることや天気に関係する衛星であることの2点から、太陽をイメージさせる花となったのが由来です。

 実は、宇宙開発事業団(現JAXA)初の人工衛星の愛称は「宇宙に花開け」という願いが込められた「きく」と花の名前が名付けられたそうです。

 子どもたちも入試当日だけではなく、いつか将来に大きな花を開いてほしいと思います。私たちの授業は、子どもたちが未来に大きく開花するための種まきだと思っています。そして、大きな花を咲かせた後にひまわりのような立派なたくさんの実をつけて、その知恵という実を使って周りを幸せにする大人になることを願っています。