講師コラム

食事の時間

2011.11.14杉浦コラム「fifty-fifty」

「夕食の時にはテレビを消す」

 私が子どものころ、親が決めた数少ない家庭内ルールの一つでした。今でも同じようなご家庭もあるのではないでしょうか。

 数ヶ月前のこと、食事の時間、4年生の生徒たちが私に「先生、弁当のおかずを友達にあげてもいいですか?」と聞いてきました。おそらく、その友達から「ちょうだい」とか「交換しよう」などと言われたのでしょう。
 「なぜ、わざわざ私に聞いてくるのだろう?」と一瞬思いましたが、せっかくの機会だと思い、「あげない方がいい」と答えました。なぜなのかはわかりますね。

 みなさんのお弁当は、みなさんのお家の人が「みなさんのために」用意してくれたものです。たとえお店で買った物だとしてもです。みなさんは感謝の気持ちを持って、時間内にしっかりといただかなければいけません。お友達としゃべりながら食べてもいいですが、「いただきます」と「ごちそうさま」をきちんとしていますか。食べ物を粗末にするのは当然いけませんが、食事の時間を粗末に扱うのも私はダメだと思っています。「食事の時間くらい好きにさせてよ」っていう声が聞こえてきそうですけどね。大人でも本や新聞を読みながら食べている人を見ると、「あなたはそんなに忙しいのですか?」と思ってしまいます。平常授業で、夕食の時間をまたいで行う塾は、そうありません。NextAgeのみなさんには食事の時間も有意義なものにしてもらえると、うれしく思います。

 受験生のみなさん。先日は高田中プレ、お疲れ様でした。朝の緊張感から始まり、テスト、午後の解説。一日の流れを体感できたと思います。学力は前日までに決着がついていますから、受験当日は精神面での勝負です。ぜひ当日、朝食を食べるときには、家族への感謝の気持ちを忘れないでください。お腹も満たされますが、入試という戦いに向け、心にもエネルギーが補充されるはずです。